親の介護問題!アラサ―女子が考えておきたいポイント

2016/11/29

あなたのご両親は、何歳でしょうか。まだまだ現役で仕事をしている?それともセカンドライフを自由に暮らしている?しかし、今は想像ができなくてもいつかはご両親の介護という問題が私たちにのしかかってきます。今回は、ちょっとシビアだけど考えておきたい介護問題についてです。
親の介護問題!アラサ―女子が考えておきたいポイント

親の介護は実子がする時代になったって本当?

まず、「介護は専業主婦である女性がするもの」という考えをいったん捨てましょう。

「だって私のお母さんは、おばあちゃんの介護をしていたよ」
「彼氏に、結婚したらうちの両親の介護を頼むよってプロポーズされた」

そんな女子もいるかも知れません。
しかし時代は大きく変わっています。
まず「専業主婦」という考えが当たり前だった昭和時代と今とでは、社会の仕組みも大きく変化していますよね。

そして私たちが両親の介護に直面する数十年後には、日本の社会はさらに変化している可能性もあります。
たった20年前にはスマホなど無かったのですから、20年後には全然違う生活をしていても不思議ではありません。

つまり、親は「女が介護する」「主婦が介護する」というのは、ちょうど私たちの親世代の考え方であり、私たちの世代では通用しないものになっているのです。

しかし今の60代以上と、その世代に育てられ固定概念を受け継いだ一部の人は、もちろんまだ「介護は女がすべき」と思っています。
もしあなたが「私がするべきって言われた・している」というのなら、そしてそのことを負担に感じているのなら、ちょっと立ち止まって時代の変化に耳を傾けてみましょう。

今は「親の介護は実子がする」時代になってきています。
そうですよね、女性も男性と同じ教育を受け、同じように社会に出るのですから…親の介護だけ女がするべきことではないのは、考えると当然のことでもあるのです。

親の介護問題、こんな場合はどうすればいいの!?

具体的なケースで考えてみましょう。
例えば「結婚をして、ふたりとも両親と離れて共働きで暮らしている。そしてお互いの母親に介護が必要になってきた」という場合はどうでしょう。

その場合は基本的には、実子が自分の親のために介護休暇を取ってお世話に帰るというのがスタンダードです。
男性でも介護休暇が取れるはずですし、男女問わず自分の両親のお世話を人に投げていいはずはありません。

また、あなたが専業主婦だったとします。
もしあなたの両親に介護が必要になったら、元気な旦那さんのお世話より介護が優先されますよね。
そして、旦那さんの両親の介護が必要なら、本来は旦那さん自身が介護をし、あなたが仕事に出る…これが、考え方としては一番「平等」で、これからの社会に合ったやり方なのではないでしょうか。

親に限らず介護には、人の気持ちに寄り添うことも大切

しかし実際は、そううまく行かないことの方が多いでしょう。
介護は「作業」ではありません。
そこには人の気持ち・感情というモノがあります。
また各家庭の金銭的状況や、ライフスタイルも関わってきますよね。

介護される側にも同じように「あの人にして欲しい」「して欲しくない」という思いもあるでしょう。
すべて希望に沿うことはできないかも知れませんが、人生の後半戦を迎えた人の思いは大切にしてあげる、ということも大切だと思います。

だからこそ、「女がすべき」とか「実子がすべき」という「べき論」に縛られることなく、思いやりを持って役割分担をすべきことが男女共に求められますね。

もし、あなたの彼氏や旦那さんが
「俺は仕事をしているんだから、俺の母親の介護はおまえがすればいい」
「親の介護は女のすることで、男がやるべきでなない」
などの「昭和的べき論」に縛られ、あなただけに負担がかかっているのならちょっと要注意。
しっかり話し合いをする必要があるのではないでしょうか。

とはいえ、男性に親の介護をさせることが目的ではありません。
せっかくペアを組んだパートナーですからその時の状況に応じて「できること」を分担すれば良いのです。

両親のこと、介護のことを考えておこう

ここまでは結婚したあとの話を書いてきましたが、それくらい結婚と介護という問題には深い関係があります。
しかしここからは「女子が考えておきたい自分の両親のこと」に話を戻しましょう。

まず、
「兄・弟が結婚して両親と住んでいる」
というなら、そのお兄さん・弟さんは万が一のときにご両親の介護をしてくれそうでしょうか。
もしかしたら自分のお嫁さんに丸投げするかも知れませんよね。
しかしそれではさっき出てきた「べき論男子」と同じです。
お嫁さんだけが苦労を背負い込むかも知れませんし、同じ女性としてそれは避けたいところです。

また
「私はひとりっ子で、両親と遠距離に住んでいる」
という場合は、自分が結婚するのか、独身主義で行くのか、将来はどうするのかをある程度イメージしておく必要があります。
もちろん両親の老後に自分の人生を縛られる必要もありません。
ただし「何かあっても駆けつけられない」ということに対するリスクヘッジを考えておくことが大切なのです。

このようにいろいろなパターンが考えられますが、その中で一番やっておいて欲しいのは「両親の意向を聞いておく」ことです。

これはリアルな話、実際に寝たきりになった人には聞けません。
介護が必要になってベッドの上で苦しんでいる親に向かって「どれくらいお金あるの?」「もっと悪化したら施設に入れてもいい?」「お墓はどこに入りたいの?買ってあるの?」などの話はなかなかできませんよ。

だからこそ、両親が元気なうちに話をしておくことです。
両親も、長い人生の中でいろいろなことを考えていると思います。
「介護になったら〇〇施設に入れるようにパンフレットを見て検討している」
「子どもに迷惑をかけないように積立をしている」
「もっと歳を取ったら、田舎に帰って生活がしたい」
「できたら、他人ではなくあなたにお世話をして欲しい」

このようなことはあなたが知らないだけで、ご両親は考えてきています。
お茶を飲みながら、笑いながら話せるうちがチャンスです。
あなたをこの世に生んでくれた両親の気持ちを、まずは聞いておきましょう。

またあなたがパートナーを選ぶ際には、このような話をお互いにしっかりできる人を選ぶようにしましょう。

だってあなたが大切な両親の介護に行きたくても「俺の母親の介護が優先だ」などと言われて、嬉しいでしょうか。
また逆も同様です。
旦那さんが介護休暇を取って親の介護に行くときに、「仕事を休むなんて!」などと言わないようにしましょうね。

まとめ

介護はとってもデリケートな問題です。
今回は、アラサ―女子が今から考えておきたい親の介護のポイントをご説明いたしました。
介護は「女性がするもの」ではなく実子がすることになりつつある社会の中では、パートナーとともに、自分ができることを話し合っておく時間をとってみてはいかがでしょうか。
また、両親自身の意向は元気なうちに聞いておきたいもの。
改めて話しづらいのであれば、身近な人の介護のネタをきっかけにするなどして、それとなく話しておくことをおすすめします。
親の介護といっても、ひとつのパターンに当てはめることなどできません。
だからこそ、関わる人みんなが「気持ちよく」介護をしたりされたりできるよう、今から考えておきましょう。
また、あなたの会社で使える介護制度などを知っておくことも、正しい知識を身に付けるいいチャンスかも知れませんよ!
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