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お金を貯めたい人の基本!貯金方法ごとのメリットとデメリット

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2017/01/26
  • Relia
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お金を貯めたいと考えていても、預金についてよく知らないという方はいらっしゃいませんか?今回は、今更人には聞けない預金の種類や基本、メリットとデメリットについて、FP資格を持ついぬあつがご紹介します。お金初心者さんは、貯めたいと考えているならまず貯蓄の基本である預金から勉強を進めましょう。

お金を貯めたい(ためたい)なら、どんな貯金もリスクはあると理解しよう

お金を貯めるならリスクも覚悟を

お金を貯めるならリスクも覚悟を

皆さんはお金を貯めたいと考えた場合、真っ先に銀行の預金を想像するのではないでしょうか。
あるいは、自分の手元にある貯金箱にちゃりんちゃりんと小銭を投入するような絵面を想像するかもしれないですね。

一見、どちらもリスクのないとても安全な方法のように思えますが、実は違います。
お金を持つ、管理する、貯めるという方法全てには、大なり小なり必ずリスクがあります。

「え、銀行の預金って危険なの?」とびっくりするかもしれないですね。

世の中に絶対はありません。

お金を貯めたいと考えた場合、それぞれの方法のリスクについて考える必要もあります。
また、それぞれの方法にはメリットがあると同時にデメリットもあります。
メリットだけにつられずに、冷静に方法を吟味することも貯蓄の第一歩です。

お金を貯めたい(ためたい)なら、貯金箱も活用しよう

お金を貯めたいなら、貯金箱も活用

お金を貯めたいなら、貯金箱も活用

まずお金を貯めたい場合の最も手軽で初歩的な方法が、自分で貯金箱を用意して貯めるという方法です。
別に貯金箱でなくてもよく、綺麗なお菓子の箱や瓶などでも、とにかくお金を貯めることができる容器であれば何でもいいです。
小さい頃に空き瓶などにこつこつ小銭を貯めていた人もきっといるはず!

実はこの方法、基本的ではありますが貯蓄としては馬鹿にできない方法なのです。
手元の貯金箱に貯めておけば必要な時すぐに取り出せますし、面倒な口座手続きやATM操作もいりません。
貯蓄の中には解約の際に面倒な手続きが必要なものもあります。
定期預金はATMで手続きできても、解約は窓口でしてくださいねとお願いしている銀行も少なくないです。
解約しようと思っても、窓口が開いていなければ手続きできないということです。

しかし、自分の手元でこつこつ貯金箱にお金を貯めてしまえば、こんな面倒ごとはまったくありません。

ただしデメリットとして、すぐに取り出して使えるためになかなか貯まらず、しかも家に置くため盗難や火事での消失といったリスクがあります。
預金であればもしもの時に一定額保障してもらえることもありますが、お金 を貯めたいからとりあえず貯金箱!という方法をセレクトしてしまうと、一切保証がありません。

また、貯めた額に対して預金のように利息もつきません。
一円玉などの小銭を財布整理のために瓶に移し、ついでに貯めるのはいいかもしれないですね。

お金を貯めたい(ためたい)なら、貯蓄の基本!預金を活用しよう

お金を貯めたいなら、預金も活用

お金を貯めたいなら、預金も活用

お金を貯めたいなら自分でこつこつと貯金箱に貯める方法もありますが、最も一般的なのはやはり預金です。

預金として普通口座にお金を置いておけば、盗難や消失の心配はありません。
キャッシュカードの盗難というリスクはありますが、こちらはきちんと手続きすれば保障の対象になる可能性があります。
まったく保証がない貯金箱への貯金と比較してみてください。

お金を貯めたい場合、銀行や信用金庫といった金融機関で口座開設手続きをし、預金として管理する方法はとてもメリットがあります。
金額に応じて利息がつく他、ATM手続きで必要な時に簡単に下ろせます。
利息は金額に準じますし、日本の金利はそもそも雀の涙です。
本当に微々たるものですが、何もつかないよりはいいと考えて貯めるのがいいですね。

普通預金はお金を貯める場合の基本となるサービスです。

お金を貯めたい(ためたい)なら、利息のつく定期預金を

お金を貯めたいなら、定期預金を

お金を貯めたいなら、定期預金を

ただ、お金を貯めたいなら普通口座ではなくなるべく定期預金を活用することが望ましいと言えます。
なぜなら、定期預金の方がお金を貯めたい人には嬉しい特徴があるからです。

嬉しい特徴……それは、利息が高いこと!

物凄く高いというわけではありませんが、普通預金より定期預金の方が利息は高いのです。
なぜかというと、普通預金は「何時下ろすかわかりません」を前提にプールされているお金であることに対し、定期預金は「一定期間は下ろしません」と銀行側と約束してプールするお金だからです。

銀行側は一定期間下ろさないという約束を結んだうえで、そのお金を企業などに融資します。
企業に対して融資するなら、すぐに下ろされるかもしれない普通預金のお金を貸し付けるわけにはいきません。
「普通預金を下ろしたいそうで、すぐに融資したお金を返してください」と、銀行が企業に言うと企業側がとても困ってしまいます。
一定期間下ろさないという約束は銀行にとってとても有り難いのです。
代わりに、預けてくれたお客さんに対し利息を普通預金より多くくれるという仕組みです。

お金を貯めたいなら、利息が多いのは嬉しいですよね。
ただ、預金にもデメリットがあります。
それは銀行が破たんしてしまったら、お金が返ってこない可能性もあるということです。
預金というと絶対安全なお金を貯める方法という印象ですが、決してそうではありません。

お金を貯める方法には全てに大なり小なりリスクがあります。
銀行に預ける方法のリスクは、金融機関の破たんリスクです。
一定額や預金の種類によっては1,000万円とその利息まで保護されますが、それ以上の額や預金種類によっては保護対象外となります。

お金を貯めたい(ためたい)なら、積み立て預金もチェック

お金を貯めたいなら、積立を

お金を貯めたいなら、積立を

お金を貯めたい人がもう一つ覚えておきたい預金方法として、積み立て預金があります。
普通預金や定期預金が有名ではありますが、銀行や信用金庫は他にもいくつかの種類の預金を扱っており、その中の一つがこの積み立て預金になります。

普通預金や定期預金は自分からお金を預けますが、積み立て預金は強制的に預けさせられます。
皆さんがお給料から年金保険料や税金が天引きされるように、皆さんの口座から「こちら、毎月の預金に回すお金になります」という形で、引き落とし日になると自動的に引かれます。
預金するというより、契約によって強制的に貯めさせられる方法と言えるでしょう。
お金を貯めたいけれど自発的にはなかなか貯めることができないという人にお勧めしたい方法です。

積み立て預金は申し込みをすれば、次の引き落とし日からすぐにこつこつ貯金がスタートします。
貯め忘れがなく、貯蓄が苦手な人でも貯めることができるというメリットがあります。
また、金融機関によっていくらからできるか違いますが、1,000円から指定可能な金融機関もありますので、定期預金は金額的にハードルが高いという人も無理のない貯蓄が可能です。

ただし毎月口座から天引きになりますので、貯めようと思った瞬間と貯まる日にタイムラグが生じてしまうこと、そして引き落とし日に口座にお金がないと意味がないというデメリットがあります。

お金を貯めたい(ためたい)人 まとめ

お金を貯めたいと一言で言っても色々な方法があります。
お金を貯めたいならそれぞれの方法のメリットとデメリットをよく吟味して、自分に合った方法を見つける必要があります。

判断ポイントの一つとして「自発的にお金を貯められるか」それとも「自分で持っていると使ってしまうか」というものがあります。
自分がどちらなのかによって向く方法が変わってきますので、お金を貯めるための第一歩として自分の性格とよく向き合うことも大切です。

世の中、宝くじの当選のように、一気に多額のお金が転がり込んでくる方法はまずありません。
自分の性格をよく考えて、後はこつこつ地道にお金と向き合って行くことが、預金残高を増やすための早道なのです。

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