あなたのその恋、大丈夫！？自己肯定感が低い人の恋愛傾向とは

自己肯定感とは「自分は大切な存在である」と思う感覚のことです。

自己肯定感が高い人は、普通に「自分は大切」と思っています。しかし自己肯定感が低い人は…

「私なんてこの世の中で価値が無い」
「私の希望なんて叶うはずがない」

と心の中で決めつけています。
本当は世の中で価値のない人なんていませんし、それぞれが夢や希望を叶えるためにイキイキと生活していいはずなのに…

そして、自己肯定感が低い人は「深層心理で人に認められたいがために」こんな行動を取ることもあります。

・怒りっぽく、他人を見下すようなことを言う
・知ったかぶりのアドバイスや自慢話をする

つまり自分で自分を認めることができないため、人からの評価を欲しがるのです。「私なんて…」と言って、「そんなことないよ」と言ってもらって初めて安心する心理に近いものがあるでしょう。

自己肯定感が低い人は、恋愛においてもうまくいかないことが多くあります。例えば彼氏の方が自分より優れていると感じている女性の場合は、ついつい相手に認められたいがために彼氏の言いなりになってしまうことがあります。

つまり自分の意見に自信が無いため、相手を怒らせたくない…もっと愛されたい…と思うあまりに何でも言うことを聞いてしまうのですね。

またそうやって彼氏に尽くしていると、それがいつの間にか当たり前になってしまいます。その結果もっと自己肯定感が低くなってしまったり、彼氏がどんどんワガママな要求をしてきても断れなくなってしまうでしょう。

本来はあなたを幸せにしない彼氏と一緒にいることなど無意味なことなのに、振られたらどうしよう…嫌われたらどうしようという思いのみで関係性を維持するようになります。

そして、もし彼氏から振られてしまったら…。
自分の全存在を否定されたような気分になり、必要以上に落ち込んでしまうのです。

しかしただ単に価値観の違いや環境の変化から「お別れ」が来ただけで、振られたからと言ってあなたの存在意義が無くなるわけではありません。

もし、自己肯定感の低さから報われない彼氏に尽くしている女性がいたら…あなたをもっと愛してくれる彼氏に出会うためには、あなた自身があなたを愛することがスタートとなりますよ、とアドバイスをさせていただきます。

ここまでは「あなたの自己肯定感」について考えてきました。しかし自己肯定感が低いのは女性だけではありません。割合は少ないかも知れませんが、男性にも存在します。

そして、もしあなたがそんな彼氏とお付き合いをしていたら…
あなたの自己肯定感が高い場合は、彼氏の「俺なんてどうしようもない人間だからさ」「俺のことなんてそんな大切にする価値無いよ」などという自虐的で幼いセリフにイライラしているでしょう。

また、ふたり揃って自己肯定感が低い場合。これはなかなか困った関係性かも知れません。普通は片方が自己否定をすることを言っても、パートナーが「そんなことないよ」「こうしていこう」などとポジティブな意見を出すことで前進が可能です。

しかし両方が「自分なんて」と思い、自分のいいところを探すことができずにいると…
「ふたりでメンタル的な深みにはまり、どんどん負のスパイラルに飲み込まれる」
「相手の言葉を悪く取り、さらに自己肯定感が低くなっていく」
というマイナスしか無い関係になってしまうかも知れません。

それではせっかくのパートナーシップも、ネガティブな方向に向いてしまいますよね。もし「自分も、彼氏も自己肯定感が低い。そしてそれに困っている」という場合は、カウンセリングなどを利用して自己肯定感を高めるトレーニングをしたり、一緒に解決のための本を読んだりできるといいですね。

自己肯定感は、トレーニングによって高めることが可能です。まずは、自分のことを認めてあげましょう。特にすごいことを成し遂げなくてもいいのです。「美味しく食事ができた」「期日までに仕事を仕上げた」「きちんと挨拶ができた」などの、日常のことで十分です。

何故なら、日常をきちんと送ることができる人こそ「価値の高い」人だからです。

あなたを認めるにふさわしい一番の存在は、あなたです。ほんの少しのことからでいいので、自分を認めてあげるようにしてくださいね。そうすることで、もっともっと彼氏といい関係が築けるようになりますよ。

自己肯定感が低い人の恋愛は、なんだかちょっと辛そうですね。そもそも恋愛は、もっとハッピーなもの。ぜひ自分を精一杯認め、そして彼氏にも認めてもらってください。それこそが幸せな恋愛への第一歩ですよ！