リアル「猫の恩返し」伝説のある豪徳寺(ごうとくじ)は、彦根城のゆるきゃら「ひこにゃん」のモデルにもなった猫がいた寺です。そのため、猫へのリスペクトがすごい!猫好き必見の招き猫たちをご覧あれ。 目次[ 表示 ]街中に猫が!豪徳寺までの道で見かけた猫たち猫が招いた幸運!招き猫のモデルは豪徳寺のねこちゃん三重塔にいる「かくれ猫」を探してください!招き猫フェス!?招福殿で招き猫まみれに招き猫を買ってみました【猫に招き猫を見せた結果】豪徳寺へのアクセス街中に猫が!豪徳寺までの道で見かけた猫たち 豪徳寺駅の改札を出ると、まず目に入るのがこの招き猫。 「招き猫いますよ」感をPR。 商店街の旗やポールにも猫! 飲食店の看板も猫を使ったものが多く、街中ねこだらけ。 豪徳寺商店街は、たまにゃん通り商店街とも言うんです。 猫が招いた幸運!招き猫のモデルは豪徳寺のねこちゃん 招き猫のルーツについては諸説あるのですが、そのひとつが豪徳寺と言われています。 江戸時代、豪徳寺は貧しいお寺でした。そんな中、時の和尚さんは猫に自分の食事を分け与えたり、子どものように可愛がっていました。 ある夏の日の昼下がり、彦根藩二代目藩主、井伊直孝が豪徳寺の門前を通り過ぎようとすると、一匹の猫がこちらを見つめながら手をあげ、招くようなしぐさを見せてきたのです。 井伊直孝はそれに従い豪徳寺で休憩をしていると、夕立が起き、近くに雷が落ちました。 雷が落ちた場所は、先ほどまで井伊直孝がいた場所。 猫招きで雨宿りをしたことにより、災難を逃れた井伊直孝は、猫に感謝し、豪徳寺を井伊家の菩提寺にしたそうです。 井伊直弼のお墓があるのもそのためです。 三重塔にいる「かくれ猫」を探してください! 豪徳寺内にある三重塔。実は、猫がたくさん隠れています。 三重塔を正面から見てみると、「おっ!」いました。 センターに招き猫。そして猫ちゃんも 三重塔で写真を撮っていると、ガイドのおじさんが寄ってきました。 豪徳寺の方なのか、ご近所の方なのか・・・ 勝手にガイドおじさんでしょうか。 毎日いるのかも不明ですが、外国人観光客や女子旅みたいな人たちに積極的に声をかけていて「ほら、あそこに猫いるから!」とネタばらしをしています。 行かれる方は、こちらも要チェック! 招き猫フェス!?招福殿で招き猫まみれに おまちかね、招き猫大集合の招福殿へ。 ここは、招き猫に願かけをした人たちが、成就した際に返納しにくる場所。 これだけの招き猫をいっぺんに見られるのは、ここ豪徳寺だけでしょう。 ちょっと怖い気もしますが、これらの招き猫は、願いが叶った証。 そう思うと、「わたしも招き猫をここに置きたい!」という気持ちになってきます。 まねきねこは豆サイズから立派なサイズまで。 豆サイズの密集した様に、おもわず撮影。かわいい。 特大サイズの上に豆サイズが乗ってる! 招き猫を買ってみました たくさんの招き猫を見た後、欲しくなってしまった私は、グッズ売り場(販売所)へ。 豪徳寺の招き猫は、正式には「招福猫児」(まねぎねこ)と言います。 マメサイズ300円から、一番大きいサイズの(尺)5,000円まで。 絵馬も、もちろんねこちゃんです。 こちらでご朱印もいただけますよ。 購入したのは、こちらの豆サイズ。 【猫に招き猫を見せた結果】 うちの猫にマメサイズの袋入り招き猫を与えてみたところ、こんなことに!猫に招き猫は必要なさそう。 豪徳寺へのアクセス 東京都世田谷区豪徳寺2-24-7 最寄駅 ・小田急線 豪徳寺駅から徒歩約10分 ・東急世田谷線 宮の坂駅から徒歩約5分