生活費をぐんと減らすのは難しいからと言って、諦めてはいけません。毎月少しずつ浮かせるお金の節約方法はきちんとあるのです。皆さんの生活の助けになるとても簡単なお金の節約法を、FPの資格を持つライターいぬあつが実践も含めて解説! 目次[ 表示 ]お金の節約は難しい…でも、諦めない!お金の節約は難しい?お金の節約は意外に簡単♪マイナスをプラスにする発想が大切!お金の節約は意外に簡単ポイントでお金を節約|生活費も通勤費もクレカで決済!お金の節約はクレジットカードでお金の節約方法|使えばその分ポイント還元!生活の中にクレカをお金の節約方法 クレジットカードお金をポイントで節約!クレカ決済とポイント活用の実践法お金の節約を実践お金を節約するためにはクレカを使い倒す!保険料も浮く!お金の節約をクレカの保険で有効なお金節約方法のデメリットはないの?クレカでお金の節約のデメリット最後にお金の節約をクレジットカードでお金の節約は難しい…でも、諦めない! お金の節約は難しい? 何度も何度も計算してみても、やっぱり赤字ばかりになる生活費!老後や学費を考えて預金をしたいけれどそもそも預金に回すお金がない!そんな人はいませんか? 確かに、決まった額で毎月やり繰りするのはとっても大変です。収入が増えないのに支出ばかり増えてしまっては、将来のための預金どころかローンの支払いすら難儀です。 しかし、そこで諦めてはいけません。 生活費をいきなりぐんと減らすのは難しいですが、毎月少しずつ浮かせるお金の節約方法はきちんとあるのです。皆さんの生活の助けになるとても簡単なお金の節約法を、実践も含めて解説しちゃいます! お金の節約は意外に簡単♪マイナスをプラスにする発想が大切! お金の節約は意外に簡単 お金の節約というと、食費を削って、コスメや洋服を極限まで我慢してという印象があります。お金を節約するためにトイレットペーパーの一度あたりの使用量を決めたり、光熱費削減のために暖房や冷房を切ってしまったりという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 しかし、社会に出るとなると、必要最低限の服やコスメは必要です。自分の欲しいものだって、我慢ばかりでは気が滅入ってしまいます。光熱費削減のために冷暖房を我慢し過ぎると熱中症などの大変な事態になって病院のお世話になる可能性だってありますし、食費を削ると体が弱ってしまいます。体が弱ると病気になってしまいますから、やはり病院のお世話になって節約したお金以上の医療費が必要になる可能性もありますよね。 そこで考えたいのが《無理のない節約》です。 それって節約ではないのでは?と思うかもしれません。いえいえ、まったくそうではありません。節約とは無理をすることでも、悟りを開くために修行僧のような暮らしをすることでもありません。《マイナスをプラスに繋げる》という発想で、意外に快適にお金の節約ができちゃうのです。 たくさんの主婦や事業主の相談に乗ってきたFPが実践している節約法を皆さんに伝授しましょう。 ポイントでお金を節約|生活費も通勤費もクレカで決済! お金の節約はクレジットカードで クレジットカードで決済をすると、それぞれのカード規約に従ってポイントが付与されます。このポイントを賢く使うことでお金の節約をする方法です。 「よく耳にするけど本当にそれくらい効果があるの?」「それって当たり前のことじゃない?」 と思うかもしれませんが、実際にこまめにやっている人は少ないのです。なぜなら、日本人のクレジットカードの月あたり決済額の平均はとっても少ないから。 参照 : http://www.global.jcb/ja/press/20160222150000.html 日本人の月あたりのクレカ決済平均額は約5万円という結果です。額として多いような印象も受けますが、それはあくまで自分の趣味や現金を持っていない場合に決済をするという使い方をする場合の印象です。生活費や教育費、通勤費や公共料金まで、全てクレジットカード決済をしたとすれば、一般のご家庭が5万円の決済額で済むはずがありません。10万円、20万円を超えるお宅もどんどん出てくることでしょう。 皆さんはクレジットカード決済に対して「自分の趣味のものはクレカで買うけど生活費は現金」という印象を持っていませんか? 必要費用の支払いをクレカに集約することでポイントもどんどん貯まりますので、お金の節約のためには、クレカは現金がない時の代替決済用や生活費は現金で払うものという思考を捨ててしまいましょう。教育費も通勤費も、生活費も、公共料金も、保険料も、クレカ決済できるものは全てカード決済にしてしまうことでお金をぐんと節約することができるのです。 お金の節約方法|使えばその分ポイント還元!生活の中にクレカを お金の節約方法 クレジットカード クレジットカード決済をするとポイントが貯まります。ポイント還元率はそれぞれのクレカによって異なっています。JCBやVISAといったロゴはあまり関係なく、お金の節約のためには、どのお店でどんなカードを作ったかが重要です。 一般的に銀行などの金融機関で作ったクレカのポイント還元率自体はさほど高くありませんが、安心感がありますし、それぞれの金融機関で手数料割引などのサービスを受けられることが多いです。それに対して量販店でよく勧誘しているクレカは、それぞれの量販店のポイント還元を優遇してくれたり、作った量販店において買い物時に割引が受けられたりというタイプが多いです。 ネットの大手通販サイトで作るクレカは通販のポイント還元率も含め、ポイントを多く獲得するという面に重点が置かれているものが多いです。楽天カードやAmazonカードの還元率は有名ですね。また、ネットから申し込めるリクルートカードも買い物において高還元率を誇るカードの一枚です。 リクルートはポンタカードと提携を結んでいますので、普段からポンタカードをよく使う人にとっては有り難い一枚になります。クレカの選び方としては、自分がよく行くお店のクレカやポイント還元率の高いものを探して所持するのが、お金を節約するためには非常に有用です。 ポンタカードやナナコカードと提携を結んでいるかどうかで見るのもいいですね。ポイントを提携カードに移すことができますので、ぐんと使い道が広がります。 参照 : http://recruit-card.jp/ お金をポイントで節約!クレカ決済とポイント活用の実践法 お金の節約を実践 クレジットカードを所持していれば、後は簡単です。保険料も年金保険料も、燃料代も生活費も学費も、払えるものは全てクレカで決済してしまいましょう。大学によっては学費がクレジット決済に対応しています。車屋さんの車検代もお店によってはクレカ決済可能です。年金保険料もクレカ決済できますし、公共交通機関の決済もほとんどがクレカ対応です。 付与されたポイントは、そのポイント分だけお金のように使うことが可能です。例えば1ポイント1円換算であれば、1,000ポイントで1,000円です。 現役FPとして色々な方のコンサルタントもいている筆者は、四人分家族で使う一年分の洗顔石鹸と台所用洗剤、洗濯洗剤は全てクレカのポイントで購入できています。その他に、好きなCDアルバムを年あたり数枚ほどポイントで購入できています。年あたり数万円はお金が節約できている計算になります。 クレカに支払いを集約することで簡単にお金の節約することができるわけですね。どうせ支払わなければならないマイナスなら、ポイント還元というプラスに変えてしまおうという思考です。 お金を節約するためにはクレカを使い倒す!保険料も浮く! お金の節約をクレカの保険で しかし、お金を節約するためにはポイントだけではまだ足りません。ポイントを使っての節約方法はとても一般的なので、既に使っている人も多いのではないでしょうか。お金の節約のためには、プラスアルファを考えましょう。 クレジットカードにはそれぞれ特典として保険がついています。海外や国内での旅行時に役立つ保険や、少額の保険金を支払うことによって付与される個人賠償責任をフォローする保険など様々です。カードによっては女性疾病やストーカー被害に対する保険が有料で付与できることも。 こうしたカードの特典として付与されている保険はカードを所持していれば無料、あるいはかなりのご奉仕保険料で加入が可能です。クレカの保険を活用すれば保険料がその分だけ節約できます。高額な保険を切ってしまうことができるわけです。保険料もどうせ払わなければいけないなら、節約を考えたいですね。 参照 : http://www.linda-project.com/ 有効なお金節約方法のデメリットはないの? クレカでお金の節約のデメリット この方法のデメリットにも少しだけ触れておきます。 確かにクレカ決済はお金を節約するために有用な方法です。実際、ポイントによってお金が節約できていますし、特典保険を併用することで保険料も節約できてしまいます。 しかし、良い面があれば悪い面もあります。デメリット、それは引き落とし日が全て同じになってしまうことと、カードを落としたり変更したりした場合の手続きが面倒ということです。 カードは一月あたりの使用金額が引き落とし日に一括で引き落としされます。公共料金はガスや水道、電気とそれぞれ引き落とし日が別ですが、カード決済にすることによって決まった日に全ての料金が一括で引き落としになります。ある程度の額になりますので、口座にそれだけのお金が入っていないと滞納になってしまいます。もしこの方法でお金の節約を考えるならある程度の額が口座に入っている、または一括引き落としされても困らない額だけ支払いをカードに集約するということになります。 また、カードを落とした時や変更した時に手続きが大変です。特に変更の場合は、それぞれのカード決済先に順番に連絡して行くことになるので非常に手間です。お金の節約ができる反面、手間もあるということですね。 最後に お金の節約をクレジットカードで カード決済でお金の節約を考えるなら、一括引き落としに備える、カードを落とさない、変更手続きが必要なら頑張る、という気概が必要になります。ただ、実際に使ってみるときっちりお金が節約できていることを実感できますので、節約法の一つとしてクレカを使うことはとてもおススメの方法なのです。