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おみくじの正しい処分を知って、新しい運気を招き寄せよう

おみくじ方法

2016/12/21

1年の運気を教えてくれるおみくじ。結果がどうあれ、初詣などで神社やお寺に行くとついつい引いてしまいますよね。そこで今回は、持ち帰ったおみくじの正しい処分方法を寺社仏閣マスターの本田もみじご紹介します。せっかく授かったものですから、丁寧に処分をするようにしましょう。

引いたおみくじ、処分する?

おみくじの処分どうする?

おみくじの処分どうする?

おみくじを引いて中を読んだあとは、寺社の境内にある「結び処」にキレイにたたんで結んでくるのが基本です。
特に結果が「凶」など悪かった場合には、厄除けの意味を込めて結んでくることをおすすめします。

とは言え、意外とおみくじを持ち帰ることってありますよね。

一番多いのは「大吉のおみくじを引いた」とき。
とってもいいことがありそうなので、持ち帰って1年間保管したり、お財布に入れたりすることがあると思います。
そしてたまに読み返すことで、自分の心を正すことができますので、肌身離さず持ち歩くことはいいことなのです。

次は「自分にとって覚えておきたいことが書いてある」おみくじのとき。
大吉ではなくても、今の自分にピッタリくる言葉が書いてあったりすると、何度も読み直したくなるでしょう。
特に恋愛や就職などで嬉しいことが書いてあると、結んで帰るのが惜しくなりますよね。

また意外と「何となく持ち帰っちゃった」ということもあります。
ワイワイしていて結び処に行くのを忘れてしまった…
何回も引いて、そのうちの1枚がポケットに入りっぱなしだった…
など、あとから気が付いて一番処分に困るのはこのパターンではないでしょうか。

そして忘れてはならないのは、「昨年の初詣で引いて、お財布・引き出しに入れっぱなしの大吉のおみくじ」たちです。
おみくじもお守りと同じ、神仏から授かった大切なもの。
何年も入れたままだったりクシャクシャになっていることがあれば、ちょっと罰当たりな感じがします。

特に1年間あなたにメッセージを届けてくれたおみくじには、きちんと感謝をして処分をするべきでしょう。
そのようなことが自然にできていると、今後は神さまからのご加護もいただきやすくなりますよ。

おみくじの処分、寺社に返す方法はいくつも

おみくじの処分はお焚きあげ

おみくじの処分はお焚きあげ

おみくじの処分方法で一番気軽なのは、神社の「古札入れ」にお返しすること。
これは古いお札やお守り、破魔矢などを返すことのできる場所です。
神社の境内の端っこにひっそり箱などが置かれていることが多いので、探してみるか、場所を聞いてみましょう。

古札入れにはいつでもお返しことができるので、とても便利です。
そしてもし横にお賽銭箱が置いてあったら、お礼の気持ちを込めていくらかの小銭を入れておきましょう。

「古札入れ」に溜まったお札やおみくじたちは、その寺社で「お焚き上げ」などをしてくれます。
神仏からいただいたものは、神仏にお返しする。
これができたらとっても気持ちがいいですね!

次は、節分時期に行われる「とんど焼き」などで燃やしてもらうことです。
寺社によっては大きな火を焚き、地域の人が持ち寄ったお守りなどを盛大に燃やします。
厄払いの意味もあるので、もし家の近くで行っている神社があれば参加してきましょう。
そのときは家にある古いお札・お守り・おみくじをすべて持って行くようにしましょう。

しかしこれは年に1回しかない行事なので、予定が合わないとなかなか行くことができないですよね。
ただ、もしあなたが厄年に当たるならこのような行事には積極的に参加することをおすすめします。
今まで守ってくれた古いものは燃やし、お祓いをしてもらうことで厄払いにもなりますよ!

最後は、神社の人にお返しする方法です。
御朱印の授与所などには常に誰かがいると思いますので、「お守りをお返しします」と言ってお渡ししましょう。

このとき気を付けたいのは、はだかでポンと渡すのはちょっと失礼かな、ということです。
あなたを今まで守ってくれたものを、巫女さんや神職という「神さまと繋がっている人」にお返しするのですから…せめて封筒や和紙に包んで渡すようにしましょう!

おみくじの処分、神社やお寺に返すときの注意点

おみくじの処分、神社は神社へ

おみくじの処分、神社は神社へ

ここでひとつ気を付けて欲しいことがあります。

いろいろなところでおみくじを引くと、引いた場所に直接お返しに行くのはなかなか難しいですよね。
実はそんな場合には、引いたのと違う寺社にお返ししても大丈夫なのです。

だからと言って、ひとまとめに一か所に返すのはちょっと待ってください。
おみくじは「神社で引いたら神社へ」「お寺で引いたらお寺へ」お返しするのが基本です。
せめてそこはしっかり分けて紙に包んでおきましょう。

また、お寺には宗派があります。
あまりにもいろいろなお寺で引いたおみくじをごっちゃ混ぜにするのは控えたいですね。
しかし宗派が一緒なら気にすることはありませんので、もしたくさんのおみくじ・お守りをお寺に返す際にはそこだけは注意してください。

またどうしても遠方の寺社に返したい場合には、郵送をすることも可能です。
その際は「いただいたおみくじをお返しいたします」「お焚き上げ希望です」などと一筆付けて送るように!

この方法は1年中可能なので、大掃除をしたときや願いが叶っておみくじをしっかり返したいときなどにいつでもすることができます。

また本来なら、足を使って参拝に行き、いくばくかのお賽銭をおさめて返すのが基本。
しかし郵送ではそれができませんから、次の機会に参拝に行ったときや、違う神社に行ったときにでも「この前お返ししたときにはお世話になりました」とお賽銭を入れておきましょう。

おみくじを処分を家でするには

おみくじは家で処分

おみくじは家で処分

それでは、なかなか神社やお寺には返しに行けないという場合はどうしたら良いでしょうか。

おみくじを家で処分しても、悪いことが起きたりはしません。
おみくじは「指導」「アドバイス」が書かれたものであって、その紙自体に何かのパワーがあるわけではありません。
しかしさすがに生ごみと一緒に捨てるのはちょっとどうかな…と思うのが人情ですよね。

そこでおすすめは、おみくじをお塩と一緒に封筒・袋に入れて捨てることです。
清めのお塩を入れることで、おみくじが清浄な状態のまま処分することができますよ。

また和紙に包んで捨てる、自分の家の庭などで燃やすなどの処分方法もよく取られています。
どのようなやり方にせよ、家で処分をするときには感謝をして処分するようにしましょう。

まとめ

1年間を通じて心の支えになってくれたおみくじ。
次にいいおみくじを引き当てるためにも、しっかりマナーを守ってお返しするようにしましょう。
もし引き出しの中に古いおみくじが溜まってしまっているのなら、この機会にきちんと処分をしてみてはいかがでしょうか?

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