近年、特に、家族に振り回されていて悩んでいる人が少なくないようです。誰かに振り回されるというのは、家族に限らず自分自身の価値が低くなっているようで、気分が落ち込んだりストレスが溜まったりしてしまいます。どうすれば家族に振り回されずに過ごすことができるのか一緒に考えていきましょう。 目次[ 表示 ]家族のストレスの原因と対処法家族へ伝える力をつけてストレス解消ストレス 家族 伝える家族に振り回されていると感じないようにするストレス 家族家族のストレスの原因と対処法 家族のストレス対策には、一番重要で難しいことですが、ぶれない自分を持つことが必要です。 ぶれないというのは、頑固で人の意見を聞き入れないということではありません。考え方や人との接し方、物事への取り組み方など価値観や芯の部分をしっかりと持つことです。芯の部分がしっかりあれば、違う意見を持った人に何か言われたとしても、芯の部分と照らし合わせて比較して考えることで、納得のいく決断をすることができます。 反対に芯を持っていない人は、人の意見に流されやすく、影響されやすいため、その度に自分の意見や考え方を変えてしまい、結局後で自分はまわりに振り回されたと感じてストレスに感じているのです。つまり、振り回されないためにはぶれない自分を持ちましょう。 ぶれない自分を持つことと似ていますが、優柔油断にならないことも大切です。自分で何も決めることができず、いつも誰かに決断をゆだねてしまっていると、それが当たり前になってしまいます。 小さい頃から親の言う通りにしてきた優等生タイプの人は特に、大きくなってからも自分で多くのことが決断できず、親にゆだねてしまい、自分の思い通りにいかないと親に振り回されていると感じてストレスが溜まってしまいます。 どっちが良いか聞かれても、どっちでも良いと答えてしまう人はいませんか?決断をしないでいると、本当に何かを決めなければならない時に決断することができなくなります。優柔不断になって、誰かが決めたことに従う。それで良い時もあれば、自分は振り回されていると感じることもあるでしょう。家族に振り回されたくなければ、優柔不断な性格を直しましょう。 まずは外食の際にメニューを早く決めるなど小さな決断を自分で素早くできる練習をしてみるのがおすすめです。 いろんなことを決められるようになると、自分の好きなもの、嫌いなもの、意見や思いがハッキリと見えてくるので優柔不断な性格は変わっていくことでしょう。 家族へ伝える力をつけてストレス解消 ストレス 家族 伝える 人の意見を尊重することも大事ですが、自分の意見や気持ちをきちんと相手に伝えられる力は必ず必要です。 例えば、結婚が決まって親は同居してほしいと思っているが、自分は自分の家庭を持ち、同居はしたくないと思っているとします。親と同居するか、しないか、住む場所はどこにするかなど、結婚を機に1つ家族との衝突が起こることがあります。 そんなとき、親の言う通りに同居を決めてしまったとしたら、私は家族に振り回されていると感じるかもしれません。このような場合でも自分は同居をしたくない、その理由はこうだと家族に自分の思いを伝えることを諦めてはいけません。ケンカをするのではなく、話し合うことが必要です。話し合いをせずに親の言うままにするから振り回されていると感じるのです。 話し合いの際に、ケンカにならないためには、伝え方も重要です。 単刀直入に同居をしたくないと言ってしまうと、角が立ってしまったり、家族の気持ちを傷つけてしまうことになりえます。なぜ同居をしたくないのか、同居をしないなら他にどんな方法で問題を解決するのかなど冷静にいろんな面から考えたうえで、意見をある程度まとめてから話すようにします。 家族だからこそ、感情的になってしまうこともあるでしょうが、お互いが冷静に話し合えるように時間や場所を考えます。 家族に振り回されていると感じないようにする ストレス 家族 家族に限らず、人間同士が関わると、多少振り回されるような出来事が起こるのは当たり前だとも言えます。振り回されていると考えると、マイナスイメージが強いものですが、時にはわざと振り回されてみるのも良いかもしれません。 いったん、流されてみて自分がどう感じるか見てみます。意外と振り回されて良かったと感じることがあるかもしれません。振り回されてやっぱり嫌だと感じるなら、やめましょう。後で取り返しがつかないことなら、わざと振り回されると大変なことになるので、そのあたりは慎重な判断が必要です。 上記にもあったように、ぶれない自分があれば、たとえ結果的に振り回されたような形になったとしても、自分が納得のいく答えになっているはずです。 考え方の面では、振り回されているというのは受動的で、自分では何もできないと弱い感じを受けます。振り回されるでも良いなら話は別ですが、振り回されたくないと感じるのなら、主体性を持って、自分は振り回されないと強い意志を持ちましょう。 自分で決めたことなら、たとえ誰かの意見に従うことになったとしても、振り回されたとは感じないでしょう。受動的ではなく、能動的に物事に取り組む姿勢をつけていきましょう。