現在の住まい、新たに家を作る、引越すなど、部屋の間取りが気になるときは、風水の考え方と方位を参考に検討してみてはいかがでしょうか。今回は、昔から伝わる鬼門についてや、風水でいわれる鬼門の方位と間取りをご紹介します。 目次[ 表示 ]風水で考える鬼門と方位風水で考える鬼門と方位風水には重要!間取りの張りと欠け風水には重要!間取りの張りと欠け玄関の吉方位は「東・南東・南・北西」玄関の吉方位は「東・南東・南・北西」リビングの吉方位は「東・南東・南」リビングの吉方位は「東・南東・南」キッチンの吉方位は「東、南東、北西」キッチンの吉方位は「東、南東、北西」トイレの比較的良い方位は「東・南東」トイレの比較的良い方位は「東・南東」バスルームの比較的良い方位は「東・南東」バスルームの比較的良い方位は「東・南東」寝室の吉方位は「東・南東・北」、夫婦の寝室の吉方位は「北西」寝室の吉方位は「東・南東・北」、夫婦の寝室の吉方位は「北西」子供部屋の吉方位は「東・南東・北・北東」子供部屋の吉方位は「東・南東・北・北東」鬼門を避ける間取りは不可能風水で考える鬼門と方位 風水で考える鬼門と方位 間取りを考えるときに、気になるのが「鬼門」です。北東方位を「表鬼門」と呼び、南西方位を「裏鬼門」と呼びます。 風水は陰陽・八卦・五行を組み合わせた陰陽五行説をベースにして考えられた環境学です。 実は、本来の中国風水には「鬼門」が存在しません。それが災いの凶方位として、恐れられるようになったことは日本と中国の時代背景から読み解くことができます。 中国では古くから、鬼が出入りする方位を「鬼門」と呼んでいました。鬼は、北東からの異民族の侵略や殺戮、南西からは季節風などの自然災害を恐れてたことを意味していると言われています。 鬼門の思想は奈良時代に日本に導入されたのち、平安時代から江戸時代へと時を経て日本独自の「家相」として土着していきました。日本は北東から南西にかけて地形が成り立っているため、現在も鬼門方位は家相に重要な意味合いを持つ場所として考えられています。 日本に住む私達は、日本土着の「鬼門」の捉え方と、風水の陰陽五行説から見る「北東・南西」の捉え方を上手く組み合わせて、間取りを考えていくのがベストでしょう。 方位的にも、北東方位は太陽の光が射しこみにくいため暗く寒い場所、南西は太陽の光が長い時間射し続け暑くて食べ物が腐りやすい場所なので、場の特徴を考慮した間取りが良いですね。 また出雲大社の北東方位に大国主大神の神殿があるため、日本は「神の存在する場所」として「北東」を大切にしています。 鬼門と呼ばれるラインには神様に失礼がないような環境を整えましょう。 風水には重要!間取りの張りと欠け 風水には重要!間取りの張りと欠け 風水では、長方形や正方形といった凸凹のない家と間取りが良いとしています。 張りは凸で陽とあらわし、欠けは凹で陰とあらわします。運気を強くしたい間取りに、あえて張りを作ることもあります。 張りの場合は、その場に強い気が流れているので、清潔さをより保つように心がけましょう。欠けの場合は、その間取りの方位の運気が吸収され弱まるとされてます。 弱まる運気を補強するという意味で、間取りの欠け部分をライトアップする・観葉植物を配置するなどの対応をすると良いです。 玄関の吉方位は「東・南東・南・北西」 玄関の吉方位は「東・南東・南・北西」 玄関で避けた方が良い方位は、中央。 光が入りにくく風も流れにくいので湿気がこもりやすい場所となり、家の顔とも言える玄関としては印象が良くありません。鬼門よりも中央玄関は凶になります。 リビングの吉方位は「東・南東・南」 リビングの吉方位は「東・南東・南」 基本的にリビングに凶となる方位はありません。 リビングは家族が集まる憩いの場所ですから、方位よりも心地よい空間にすることが風水上、運気が良くなるとされています。 キッチンの吉方位は「東、南東、北西」 キッチンの吉方位は「東、南東、北西」 キッチンで避けた方が良い方位は、中央・西・南西。 中央は一家の大黒柱の気に関わる場所なので、ここに火や水を使うキッチンがあると大黒柱の運気が上下して落ち着かず、良くありません。食べ物が腐りやすいとされる西と南西も避けましょう。 トイレの比較的良い方位は「東・南東」 トイレの比較的良い方位は「東・南東」 トイレの吉方位はありませんが、比較的良い方位は、東・南東です。 トイレで避けた方が良い方位は、中央・北東・南西。 家の中心にトイレがあると、家の運気そのものがトイレに左右されてしまいます。表鬼門・裏鬼門にあたる北東と南西も、人間の排泄の場には適していません。 バスルームの比較的良い方位は「東・南東」 バスルームの比較的良い方位は「東・南東」 バスルームの吉方位はありませんが、比較的良い方位は東・南東です。 バスルームで避けた方が良い方位は、キッチンやトイレと同じ、中央。 特にバスルームは大量の水を使う場所。中央は光も入らず風通しが悪く、バスルームの湿気を換気扇でしか対処できないので、中央のバスルームは大凶となります。 寝室の吉方位は「東・南東・北」、夫婦の寝室の吉方位は「北西」 寝室の吉方位は「東・南東・北」、夫婦の寝室の吉方位は「北西」 基本的に寝室に凶となる方位はありませんが、西の場合は日差しに注意しましょう。一家の大黒柱の寝室を中央部屋にすると天下を取る相となり仕事運が上昇します。 子供部屋の吉方位は「東・南東・北・北東」 子供部屋の吉方位は「東・南東・北・北東」 子供部屋も寝室と同じく凶となる方位はありませんが、南西は大器晩成型になるので子ども時代はあまりパッとしないかもしれません。 東・南東・南は、子どもが元気で活発な子になります。西は、賑やかな明るい子になります。北西・北・北東は、子どもが落ち着いた子になります。 鬼門を避ける間取りは不可能 表鬼門から裏鬼門にかけては陰陽が切り替わるエネルギーラインと言われています。 そのエネルギーライン上は、旺気の出入り口と水回りの間取りを配置しないようにするのがベストなので、玄関・トイレ・バスルーム・キッチンは鬼門を避けた方が良いとされています。 どうしても、どこかが鬼門ラインにかかってしまう!なんてことも、ありますよね。 当然です。間取りで鬼門を全て避けようとするのは不可能な話です。吉方位とされているのは「東・南東」が主ですが、そこに全ての間取りを集約することも不可能です。では、どうしたらいいのでしょう? そんな時に役立つのが風水インテリアです。鬼門ラインに、玄関・トイレ・バスルーム・キッチンがある場合は、風水インテリアで気の流れを整えましょう! 運気を上げる間取りに、風水の考え方を取り入れていくと住みやすい空間が出来ますよ♪ぜひ、参考にしてみてください。