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対人関係療法で悩みを解消。自分に気がついてあげて

悩み療法

2016/11/29
  • Relia
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あなたは周囲とのコミュニケーションで違和感のようなものを感じた経験はありませんか?
考え方や気持ちの違いに、戸惑ったり悩んだりすることもあると思います。
対人関係における悩みを改善させる方法を、心理カウンセラーの私オハナがご紹介します。

対人関係療法で悩みを解消|気持ちのずれとストレス

対人関係療法の悩み

対人関係療法の悩み

私たちは、生まれた瞬間から人との関わりをはじめています。
成長するにつれて、親や家族との関わりから、保育園や幼稚園での小さな社会へと飛び出していきます。

やがては学校教育を通じ、就職して社会での対人関係が生まれるようになります。
こうした関わりには、多かれ少なかれストレスが生じるようになるのをご存知でしょうか?
友人や会社での対人関係など、さまざまな場面でいろいろなディスカッションが必要とされます。
または、大切なパートナーなどの重要な人とのコミュニケーションのあり方も考える場面もあるでしょう。

こうしたそれぞれの対人関係が、とても安定していて順調である場合には、多少のトラブルが起きても精神的にひどく落ち込まずにすみます。

しかし、不安定な状況でトラブルに見舞われたとき、私たちの多くは心に大きなストレスを抱えることとなるのです。
対人関係において、意思の疎通が自分が思ったのとは異なり、なかなかうまく行かないときあなたはどう感じますか?
「わたしは関係がないのに、とても叱られて悲しい気持ちになったし腑に落ちなかったけれど、それをいえなかった」
「良かれと思ってしたことが、相手の気分を害させてしまった」というような、経験をした人もいるかもしれません。

こうしたコミュニケーションにおける気持ちのズレは、まじめな人であればあるほど、それがストレスとして重くのしかかります。
そのような状態になったとき、正しい療法を知ることと対人関係療法を受けることは、ストレスからの脱却の第一歩となるでしょう。

対人関係療法で悩みを解消|うつ病とは・・・

対人関係療法でうつ病を治療

対人関係療法でうつ病を治療

対人関係におけるコミュニケーションがうまく取れないときに生じるストレスを、そのまま放置しておくとどうなるでしょうか。
どんどん自分の考えや意見に自信が持てなくなり、自己表現することが困難になってきます。

そのうち「自分は世の中から必要とされていない」「わたしなんて生まれてこなければよかった」といった気持ちになってしまいます。
こうした自尊心に問題を抱えてしまう状態を、うつ病といいます。

うつ病になると、自分の弱いところを認めることができず、周囲の人とうまくやっていくことが難しくなり、対人関係に亀裂が生まれることもありうるのです。
たとえば大人に自尊心を傷つけられた子どもが回復するには、周囲のサポートなしでは成り立ちません。

このように、大人も子どもも、心の悩みを抱えたときには対人関係療法のようなサポートが重要だということは、言うまでもないのです。
こうしたときに先ほどの章でお話した、正しい療法を受けることで、うつ病によって妨げられている自尊心が再び健全になるといえるのです。

では、その療法とはなにか。それは「対人関係療法」と呼ばれるコミュニケーションのあり方を考える療法です。
対人関係療法とは、あなたの周囲にいるパートナーや家族、そして友人などの身近な人たちとの今現在の関係性を見ていきます。

そして、その対人関係のなかで問題となっていることについて、スポットをあてて治療していくのです。
決して過去の関係性を問うのではなく、今現在の関係性を問うことに重要性があります。

「これはあの人の性格だからね」とか「その性格どうにかしないとだめだよ」といったようなことをいいがちですが、対人関係療法はどういったことではありません。
悩んでいる本人の思考と行動のクセのようなものがどういったもので、それが対人関係にどう影響しているかを知ります。

そして、本人の思考や行動の特徴を変えず理解をし、どのようにしたらうまくコミュニケーションが取れるようになるかを考えるのです。

対人関係療法で悩みを解消|3つのことができるようになりましょう!

対人関係療法で3つのことができるようになろう

対人関係療法で3つのことができるようになろう

対人関係療法を受けるのが、なんとなく不安・・・そんなあなたは、次のことをしてみましょう!
症状が軽い状態であれば、対人関係療法を受けなくてもこうしたことから回復することができますよ。

■気付きを得ましょう!

いつも何の気なしに考えていることってありませんか?
とくに意識して「これについて考えよう!」というわけでもないのに、ぽ~っと考えてしまっていること。
そういった普段考えていることや何気なく思っていることがあったら、言葉に出してみましょう!

■気付いたら行動に出してみましょう!

言葉にすることで「なるほど!そうか!」という気付きを得ることができます。
そうなったらチャンスです。いままでモヤがかかっていたような状況でしたが、気付いたことを受け入れると行動がしやすくなります。
うまく話せなくても、たとえしっちゃかめっちゃかでも、気にしないことが大切です。あなたらしさを見つけましょう。

■自分以外の人を認めましょう!

自分のことを気がつけたら、相手のことも理解できるようになります。
それがやがて対人関係において尊重しあい、協力し合えるようになるのです。

おわりに

日常の暮らしの中で、わたしたちは幾度も悩みながら選択を繰り返し、問題解決をしようと奮闘しています。
こうしたことが人生の糧になることは間違いなくいえるでしょう。

しかし、本質的な部分を解決するためには、今のラインよりも1歩足を踏み出していくことも大切なのだと思います。
解消するには対人関係療法も視野に入れてみてくださいね。

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