彼の手相を見てみよう！生命線で分かるあの人の過去

あの人の手相から過去を見るとき、右手と左手のどちらの手相から読み解けば良いのでしょうか？実は、手相をどちらの手で読み解くのかは正式には決まっていません。

しかし、最近の手相学では、手を自然に組んで親指が下になった方を「運命、現在と未来（これまでの人生経験を含む）後天的性質、顕在意識」、親指が上になった方を「宿命、過去（前世の意）、先天的性質、潜在意識」とすることが多くなってきています。

右脳と左脳の働きを見る脳科学からの手相判断なので、理にかなっていると言えるでしょう。

今回は、これまでの人生経験が刻まれている「親指が下」になった方の手の生命線から、あの人の過去を読み取る方法をご紹介します！

時期は、生命線の流年法から読み解きます。

小指側面から始まる感情線の起点を水平に線を引き、生命線と交わった部分を10歳。

手首線から1㎝ほど上の生命線部分を70歳。10歳と70歳の真ん中を40歳。
10～40歳の間を3等分して、20歳・30歳。40～70歳の間を3等分して、50歳・60歳と年齢を割り出していきましょう。

あの人の手相に生命線から感情線にかけて伸びる「恋愛線」がある場合は、流年法から読み解いて、恋愛をしていた時期や、どんな恋愛をしていたのかが分かります。

薄い恋愛線のときは、淡い恋…思春期あたりの恋愛のようなプラトニックが多いでしょう。片思いだったという可能性もあります。
濃く長い恋愛線のときは、大恋愛！結婚をした時期、または結婚まで考えるようなほどの恋愛をしていたという可能性があります。
女性の場合は、恋愛線を妊娠時期とする場合もあります。

濃く長い恋愛線が何本もある場合は、本気の恋愛を何度もしていた可能性が。惚れっぽいところがあり、恋愛をするとのめり込んで夢中になりやすい人とも言えます。

濃く長い恋愛線のあとに薄い恋愛線がある場合は、本命の他にちょこちょこ浮気心がある可能性が。
また、恋愛線上に島紋がある場合は不倫や泥沼恋愛など、恋愛トラブルがあったことをあらわします。

あの人の手相に生命線を横切る障害線や十字紋がある場合は、流年法から読み解いて、その時期に現実的な試練や心の苦悩があったことを示します。

濃く太い障害線や十字紋がある場合は、現実的に乗り越えなくてはいけない人生の壁が起きていた可能性が。生命線にあらわれているので、事故や怪我、大病の試練であることが多いでしょう。
しかし、障害線が長くハッキリとしている場合は、今はしっかりと試練を乗り越えていると言えます。短い障害線の場合は、いまだに試練をクリアできていないか、試練の影響を引きずっていることも。

薄い障害線や十字紋がある場合は、気持ちの問題による苦悩があった可能性があります。
心配症な性質の人に多くあらわれ、先の不安から心配しなくても良いことまでも延々と悩んで抱え込むタイプです。
薄い線が多い場合は、心配性が病を呼んでしまうことから、病弱であったり、時期を問わず身体の不調に悩まされていることが多いので、細かなことは気にしない！という心構えが必要です。

あの人の手相に生命線から中指に向かって伸びる開運線がある場合は、流年法から読み解いて、その時期が人生の転換期であったことが分かります。
人生の転換期と呼べる内容は人により様々ですが、やはり環境が一変する結婚や仕事などが多いでしょう。

元気よく中指に向かって伸びる開運線がある場合は、転換期の波に乗ることが出きており物事を達成していることを示します。
環境変化だけでなく、自己成長に繋がる内側の改革もあり、人間的な魅力もこの時期にUPしていることが分かります。

短い開運線がある場合は、確か
に転換期であったはずですが、そのチャンスを逃しているかもしれません。心の葛藤があり、思うように動けなかった可能性があります。
自分の生き方に自信を持つ必要があるとも言えるでしょう。

稀に、生命線から中指にかけて伸びた開運線が急カーブを描いて太陽線や財産線に繋がっている場合があります。
これは、転換期と共に、その後の人生の基盤となるような大成をしていることを示します。
事業をはじめて規模が大きくなったり、才能が開花して世の中に出たり、玉の輿に乗るなどして人生が180度変わるような環境変化に突入したりなど、誰から見ても分かるくらいの成功をしています。
あの人の手相に、恋愛線、障害線、開運線はありましたか？
何も起きない人生というのは無いので、たくさんの線が刻まれていることは人生経験が多いということでもありますね！